更新休止状態だった「東京サイクリング便りのblog」をリニューアルするかたちでスタートした「超個人的クロスバイクカタログ」ですが、今GIANT製品を鋭意紹介中です。
更新休止状態だった「東京サイクリング便りのblog」をリニューアルするかたちでスタートした「超個人的クロスバイクカタログ」ですが、今GIANT製品を鋭意紹介中です。
私が(実は)ことあるごとに書いている、GIANT SEEK R1。
リンク: 【レポート】2009年最新モデルの自転車をピックアップ–GIANT | ライフ | マイコミジャーナル.
リンク: 超個人的クロスバイクカタログ: GIANT SEEK R1(2009).
リンク: 2009 Giant Bicycle [SEEK R1] -outline-.
昨日久々に、某編集部で実車を見ました。撮影待ちだったんでしょうか。
実は自分としては、何でこのSEEK R1が気になっているのか、よくわかりません。というか、どうして今、ロードやMTBよりクロスバイクに目が向かっているのか、よくわからない(笑)
でもやっぱり、スポーツサイクルの底辺を拡大するのは、クロスバイクの存在だと思うんですよね。
あけましておめでとうございます。
以前、自転車のことだけ独立したブログにしていたのですが、ある時期からこちらに統合してしまったので、完全に休眠状態でした。で、新しい年に新しいことを——ということで、復活させました。
リンク: 超個人的クロスバイクカタログ.
クロスバイク。それは、生活の中で使えるスポーツサイクル。個人的に気になっているモデルをピックアップします。
2009年モデルのクロスバイクの中から、自分がショーや店頭で見たり触ったりして気になったものを中心に、一言コメントを添えて紹介します。自分が今もし「クロスバイク、なんでもいいから1台買っていいよ」って言われたら、検討したい——そう思えるものだけをピックアップするつもりです。いちおう今20車種突っ込みました。画像はいろいろ問題があるので、各メーカー、ディストリビューターさんのWebサイトのスクリーンショットでお茶を濁しています……。
最近、都内でSCOTTの「SUB」シリーズをよく見るような気がする。
SUBシリーズには「SUB」と「SUB Classic」の2種類があって、前者が26インチ、後者が700Cとなっている。結構前からラインアップされていて、ジャンルレスな感じのするクロスバイクだが、あえて呼び名を付けるとすれば「アーバン系クロスバイク」といったところだろうか。イメージ的には、TREKのSOHOやSUが近いのかな。あと、26インチだったころのキャノンデール・BADBOYとか。
今日はずいぶんとアクセスが多いなと思ったら、先日書いたこの記事に、はてブ経由でたくさんのアクセスがあります。ご来訪ありがとうございます。
リンク: Macforest Weblog: プジョーサイクルは今でも一応存在する.
ところが、記事の最後にリンクを貼ったプジョーサイクルのWebサイトが「メンテナンス中」になってしまいました。
2009年モデル、ちゃんとやるんですかね。
プジョーディラーだけではなく、ちゃんとした自転車店で流通させればそれなりのセールスが期待できるブランドだと思います。今の売り方のほうがむしろ「プジョーグッズ」の域を出ない感じがして(事実そういう側面が強いと思うのですが)、もったいないです。
↓なんかキャンペーンやってるみたいだプニィ。
自転車ブームと言われているし、自分もときどきそういう言葉を使うわけなんですけど、本当にブームなのでしょうか。そして自転車は売れているのでしょうか。
実際のところ「売れている店は売れている、売れていない店は売れていない」という、二極分化が起きていると感じます。私が仕事やプライベートで行くお店は、ちゃんと商売として成り立っているところばかりですが(まぁ当然)、すべての店がそうかというと、そうでもないと思います。小規模なショップや、コアな常連客を持っていないショップはきついのではないでしょうか。
自転車産業振興協会というのがあります。
リンク: 自転車産業振興協会.
ここの統計コーナーにアップされている各種資料を読むと、なんかお先真っ暗な業界に見えてくるんですよね(笑、とやりたいところだが笑い事ではない)。
でも、売れてる店では7万円のクロスバイクがじゃんじゃん売れてるし、20万〜50万のロードバイクがコンスタンスに出ていく店もある。不思議なものですね。
といっても、個人的というわけではなく仕事で行ってきたわけなんですけど……。
リンク: 【レポート】2009年最新モデルに試乗も! – 「CYCLE MODE International 2008」初日レポート | ライフ | マイコミジャーナル.
なので新しいものに触る時間はあまりなく、電動デュラエースも触れませんでした。
仕事で使わなかった写真を、いくつか紹介したいと思います。
初日の午後3時前。招待客も込みとはいえ、開場前から行列。
サイクルモードは試乗ができるイベントです。
以下は、フォト蔵にアップしました。
私もときおりコラムを書いている日刊デジタルクリエイターズの名物企画「MKチャット対談」で、自転車の話題が出ていました。ひとつ、気になったことが……。
リンク: ■MKチャット対談 今夜はデジチャリトーク♪/笠居トシヒロ&まつむらまきお&森巧尚 : 日刊デジタルクリエイターズ.
かさい: COM-20っていう プジョーの最後のモデル。でも、購入時のまま残ってるのは、フレームとフォークだけw
まきお: なんでこれにしたん?
かさい: プジョーの自転車は前から欲しかったんだけど、買おうと思い立ったときプジョーが自転車から撤退する年だったのよ。で、この最後のモデルに飛びついたわけ。もう買えなくなる、と。いま買っとけ、と
まきお: プジョーの胡椒挽きはまだ売ってるよ(笑)(ペッパーミルのメーカーとしても有名)まぁプジョーはねぇ、昔から自転車好きな人はみんなアコガレだったからねぇ
かさい: ホントは、同じプジョーでもPACIFIC(BD-1のOEM)が欲しかったんだけど、その時は値段で断念したw
まきお: なんでプジョーがええの?
かさい: 車のメーカーの名前をつけてる自転車はけっこうたくさんあるじゃない、ジャガーとか、チェロキーとか、さ。でも、本気で自転車作ってたのはプジョーだけだったんだよね
「プジョーが自転車から撤退」というのは誤解です。
近年の自転車ブームの萌芽とも言える2001年〜2004年頃、プジョーの自転車はたいへん人気がありました。ただし、それ以前にヤマハやホンダが代理店をやっていた頃とは、別物です。
本国のプジョーサイクルは、自動車部門から分社化されたあと、Cycleuropeという会社に商標をライセンス供与しました(北米はProCycle社だったようです)。日本でも、サイクルヨーロッパジャパンという会社があって、そこが代理店を務めるようになるのです。そして日本では、サイクルヨーロッパジャパンが独自に企画したプジョーの自転車が用意され、おしゃれなイメージもあって、東急ハンズ等で売れまくりました。ビジネス的にはプジョーですが、血筋という意味では切り離されていたわけです。
プジョーとCycleuropeの商標ライセンス契約は終了しました。サイクルヨーロッパジャパンが、プジョーのロゴが入った自転車を販売することができたのも、2004年まででした。これを「撤退」と勘違いしている方が多い。その後、プジョーの自転車はヨーロッパや日本で再出発をしています。なんだか「プジョーグッズ」のような感じも見受けられるのが気になりますが……。いずれにしても「プジョーが自転車から撤退した」というのは、正しくないわけです。
サイクルヨーロッパジャパンは今、ビアンキをやっています。ビアンキはCycleuropeグループですから、自然な流れですね。
日本向けの商品を日本で企画するのが悪いとか、そういうことを言いたいわけではないので、あしからず。本国でも売っているモデルと、日本独自のモデルが混在しているブランドもたくさんあります。それ自体は、別にぜんぜんおかしなことではありません。
でも、商標権しかつながりのない製品だけラインアップして、それを「自動車よりも歴史が古くて云々」と言って売るのはどうかな〜と、個人的には思っていましたが>プジョー
参考リンク: Monark Spectra Cykelvagn Stål – サイクルヨーロッパ.
参考リンク: プジョーサイクル プジョー東京.
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081112追記
https://cycling-ex.sakura.ne.jp/macfoblog/2008/11/web-f9e5.html
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先週ジャパンカップを見てきて思ったのは「もしかして、ようやくつながってきた?」ということです。
リンク: Macforest Weblog: ジャパンカップ見てきました.
何がつながってきたのかというと、自転車趣味の「裾野」と「競技」のふたつです。
もっとも、ジャパンカップは2回しか見たことがありませんが、それにしたって前回見た2005年(このときもクネゴが買った)とは比較にならない人出なのです。客層も、マニアっぽい人たちだけでなく、家族連れなどもかなりいらっしゃいました。TOJは東京で3回見てますが、やはり年を経るごとに観客が増えているように感じます。
レース好きやレースの現場にいる方々は、あまりレースの情報を掲載しない今の自転車雑誌を、苦々しい気持ちで見ていたと思います。バカのひとつ覚えのように「自転車通勤」。競技性のあるものと言えば、ヒルクライムばかり。ウンザリする気持ちもわかります。
しかし一方で「レースなんて興味がない」という人の数は多く、しかも自転車雑誌を情報源としている人たちの多数派を占めていたわけです。しかも、せっかく自転車に乗る人が増えて裾野が広がりつつある時期。そこに対して商売を手厚くするのは、しかたのないことだったと思います。出版社も、商売ですから。
私もある時期は、自転車通勤がどうとかクロスバイクがどうとか、そういうことを雑誌に書いていた時期がありました。ビギナー向け、弱い人向けの(つまり自分ですが)乗鞍攻略記事なんかもやりました。
一方で、強く思っていたこともあります。
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自転車通勤をきっかけに自転車にハマり、クロスバイクからロードバイクに発展する。
最初はロードバイクで近所のサイクリングロードを流す程度だったのが、いつしかヒルクライムやロングライドにチャレンジする。
さらには、マスドロードのレースにもチャレンジする。
気がつくと、スカパーを契約してサイクルロードレースを見ている。
そして、ジャパンカップやTOJを生で観戦する。
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そういった流れは、絶対に存在するのです。一見すると最初と最後の間には断絶があるように見え、事実ある程度溝があるのですが、でもつながる人もいる。
裾野が広がれば広がるほど「つながる」人が増えていきます。だからプロショップだって、一生懸命クロスバイク売るわけです。
裾野の部分、入口の部分を大事にすることは、理にかなっています。Appleが教育市場を手厚くするのも、同じ理由です。
前回、クロスバイクと一括りにされる中でも、いくつかキャラクターの違いがあることを紹介しました。先日発売になっていた『自転車日和』という雑誌でもクロスバイクの記事が出ていて、それとはちょっと違う分類になっていましたが、まぁそんなことはよくある話です。
各メーカーのWebサイトに出ているスペック表などを見ると、各クロスバイクのキャラクターがわかるわけですが、今回は「ジオメトリー」(ディメンション)に着目してみましょう。
例えばGIANTのクロスバイクの中でも、かなりクロスバイクらしい「GLIDE R3」。
製品紹介のページの中に「ジオメトリー」というタブがあるので開いてみましょう。