東海道・山陽新幹線の300系電車が、2012年12月までに引退する見通しであると、読売が報じていました。
Shinkansen 300 series by kubotake, on Flickr
初代のぞみ引退へ…最新型に輸送効率で勝てず : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
約20年前、新幹線の初代「のぞみ」としてデビューした車両「300系」が、東海道、山陽新幹線で来年12月までに引退する見通しとなった。
最高時速270キロで新大阪―東京間を初めて約2時間30分で結び、ビジネス利用を拡大させたが、同300キロの最新型に輸送効率で勝てず、行き場を失った。
300系(Serise300) by kanonn, on Flickr
私が初めて300系に乗ったのは1996年頃だったと思います。当時はまだ最新鋭。「のぞみ」も今ほど本数がなくて、300系を充当した「ひかり」もよく走っていました。「のぞみ」で乗る300系と「ひかり」で乗る300系とではだいぶ印象が違うというか、後者はやはり力を抜いて走っている感じがしたものです。
そして、当時の100系と比べるとなんともペラッペラな座席で、座り心地が良くないというイメージが未だにあります。100系のほうがどっしり構えた感じがして、好きでした。どうせ景色の見えない出張帰りの夜、100系の2階建て車両の1階部分に当たるとラッキー!と思っていたのも懐かしい(2階はグリーンで1階は普通席なんだけど、その普通席も全席2人がけでゆったりしている)。
おっと、気がつくと100系の話になってしまいました。
300系、その居住性はともかく、直線的で低く構えたフォルムは今でもかっこいいです。
(須貝弦)
N700系新幹線「のぞみ」Nゲージスターターセット |