先週のことだが、立て続けにロマンスカーを「短距離乗車」した。1つ目は大和から新百合ケ丘まで。三ツ境に用事があって、大和から帰るときに小田急線のホームに上がったら、すぐに来るのが「えのしま」だった。特急券券売機を見ると、数人の方が新百合ケ丘までの特急券を買っている。「じゃぁ私も」ってことで、乗ってしまった。目的地は相模大野と新百合ケ丘の間にある某駅だったのだが……新百合ケ丘で下車して改札外の書店に立ち寄り、小田急に対して仁義を通す。2つめは、お馴染みのホームウェイ号で、新宿から新百合ケ丘まで。こちらは久しぶりのRSE車だった。唐木田行きのホームウェイ号は、距離こそ短いものの乗車時間は30分ほどと、通常時の新宿〜町田に匹敵するが、ゆとりある空間と「着席」の魅力は揺るがない。
しかしRSEに乗って思うのだが、VSEが出た今となっては、やはりRSEがサービスレベルの「下限」だろう。そのRSEとて、バリアフリーという難題を抱えているのだ。「VSEは増備されない」という噂が絶えないが、次なるロマンスカーはどのようなコンセプトとサービスレベルを持って登場するのだろうか。