金曜日、春らしい陽気に誘われるかのように、街には人出が多い。友人と飲みにいく約束をしたんだけど、なんとなく「23時前くらいに解散かな」と読んで、18時の段階で、新宿駅23時23分発のホームウェイ号を予約した。飲んだ人がたくさんいる通勤電車は苦手なので、たま〜に使う手だ。町田で降りて改札の外でメールやら電話やらして時間をつぶし、新百合ケ丘行きの各駅停車で鶴川まで。この方法だと時間もお金もかかってしまうが、精神的に快適なのでよしとする。結局、ロマンスカーに乗ってしまう自分。
しかし、新宿駅でのロマンスカーの折り返しは慌ただしい。到着から折り返しの発車までの10分ほどの時間で、降車〜清掃、座席の方向転換〜乗車〜発車という作業をこなしていく。乗車してから発車までの時間が、3分ほどしかないことも多い。ダイヤ上は仕方がないことなのだろうが、乗るほうは何だかせき立てられるような感じ。せっかくのロマンスカー、それもスピードを競う類いの列車ではないのだから、乗車から発車までの数分を、もう少し落ち着いて過ごしたいと思うのだが。