週刊東洋経済「鉄道革命」特集の反応がすごい、らしい。

先日紹介したこちらの件。

リンク: 小田急ロマンスカーだより: 今週の東洋経済の特集が「鉄道復権」な件.

今週の週刊東洋経済の特集タイトルが「鉄道革命 世界で大復権がはじまった!」でした。東洋経済1冊のうちの半分が鉄道特集なのですから、こりゃもうびっくりなわけです。で、こちらのブログと、もうひとつの「TTPO」(右カラムからどうぞ)のほうに紹介記事を書いた後、さらにびっくり。

私が書いたエントリは正式な特集タイトルではなく「鉄道復権」と書いたわけですが、それでもTypePadのアクセスログを見てみると「東洋経済 鉄道」とか「東洋経済 鉄道特集」で検索して来られる方がたくさんいたのです。しかも、ふだんはふつうのGoogle検索やMSN、Yahoo経由で検索してたどり着く人が多いのに対して(多いキーワードは「ロマンスカー 時刻」など)、今回はGoogleやYahooでもブログ検索が多く、また、Technoratiから来る人も多かったです。

とくにTTPOなんて最近はじめたばかりでほとんど記事も書いていないから、1日のアクセスがひと桁のことも多いのに(笑)、東洋経済のことを書いてからアクセスが4倍くらいになりました(それでもまだ二桁w)。

さいきん「鉄道」というキーワードに対して、敏感というわけではないけれど、「ふと目をやる」というレベルの人が増えていることもあるでしょうが、何よりも、東京の通勤電車に週末のうちから「鉄道革命」と書かれた中吊りを掲示した効果は大きかったようで、今週の週刊東洋経済はキオスク等での減り方が早かったようです(実際の数字はわかりませんが、感覚として)。

しかも読んでみると、鉄道趣味誌なんかよりもずっと面白い。単純に比較するべきものでもないのでしょうが、いわゆる鉄道趣味誌が「○○圏の輸送」なんて硬派な特集を組んでも、ダイヤや車両のバラエティ、ただ乗っただけの乗車記、趣味者の視点にも生活者の視点にもなりきれない中途半端な分析記事に終始しているのに比べたら、今回の週刊東洋経済「鉄道革命」特集は、それはもう硬派でした。

しかもただ硬派なだけではなく、高速鉄道の覇権争いの一方で「世界一遅い特急」なんてコラムを挿入したり、N700系の技術背景を紹介したかと思えば日本の「鉄ブーム」にもちゃんと照準を当てたりと、硬軟織り交ぜかたが上手だったと思います。

日本の総合商社がヨーロッパ等で鉄道ビジネス、とくに機関車や貨車のリースをしていることをとか、トヨタの自動車部品がJR貨物で国内を運ばれるだけではなく、シベリア鉄道でロシアにも送られていること(追記:今のところトライアルで4回実施とのこと)、そしてスイスやフランスにおける「税金の使い方」など、もうどれをとっても読み応えがありましたね。

第2特集の東芝・柴田社長が霞んでます(笑)


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