今から考える、春の旅の計画。

花粉症シーズンに東京を脱出して北海道に行こうと思っています。2月の半ばにもなればスギ花粉を感じるようになり、ある程度まではガマンできるが3月半ばあたりからヒノキの攻勢を受けて崩壊する私。したがって、3月のどこかのタイミングで北海道に逃げたいと思っています。

スギ花粉症が無いと言われる北海道ですが、道南は本州の影響を受けるのと函館にスギがあるので、スギ花粉症も存在します。ただし北なので、東京がピークになる頃に飛散開始と、かなり時期にはズレがありますけど。もちろん、道東とかに言ってしまえば完璧でしょう。

リンク: スギ花粉飛散情報.
余談:上記リンクを見て思ったんですが、岡山と広島はどうしちゃったんだ?

使う切符はもちろんコレ。
リンク: JR東日本:おトクなきっぷ.

5日間有効です。しかも北海道から東京に帰るとき、有効期限の最終日である5日目に道内で北斗星に乗れば、その北斗星を降りるまで切符が有効なのです(※)。

ということで、ワクワクしながらプランを練っています。

※JRには継続乗車船という制度があります。ふつうの乗車券の場合、旅行中に有効期限が切れてしまっても、最短距離を一直線に戻ればアップチャージが生じないというものです。この制度は「青春18きっぷ」等の普通車専用のフリーきっぷには適用されませんが、「ぐるり北海道フリーきっぷ」のような企画券には適用されます。なお、私は規定の文言を見たことがありませんが「ぐるり北海道フリーきっぷ」のような企画券の場合、JRの現場では「有効期限最終日に乗った列車の降車駅まで」有効というオペレーションになっています。私は2006年にJR東日本の「みどりの窓口」で実際に確認し、利用もしました。

つまり「ぐるり北海道フリーきっぷ」有効期限最終日である5日目に、札幌から上野行きの北斗星に乗った場合、翌日に降りる駅まで有効です。北斗星の終点である上野まで乗るなら、上野まで有効です。そこから新宿まで行きたい場合は、別途乗車券が必要です。ただし規定そのものが複雑なので、現場ではミスオペ(例:北斗星を降りた後の、上野から新宿までの料金を徴収せずに改札から出してくれる)もあるそうです。

いずれにしても、この制度を知っているのといないのとでは、「ぐるり北海道フリーきっぷ」を使った旅行における北海道の滞在時間に、結構な差が出ます。こういった制度をJRがいちいちPRしないのは、継続乗車船は本来「有効期限内に目的地に着けなかった人を救済する」という主旨の制度だからのようです。

リンク: JR東日本:旅客営業規則.


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