平成の時代になってから、お召し列車として専用の車両が使われる機会は減っています。車両の老朽化、そして現在の皇室の方々ができるだけ一般の方と同じ車両(で仕立てた列車)をお使いになることを望まれているからなどと言われています。
お召し列車といえば、機関車に牽引される「1号編成」と、電車の「クロ157」でした。写真を見つけたので、リンクを貼っておきます。
リンク: お召し列車 1号編成.
リンク: 157系特急形直流電車(クロ157形).
クロ157は、確かもう十数年動いていません。E655系が投入されることで、1号編成もクロ157も引退となることが確実視されています。1号編成は、大宮に出来つつある鉄道博物館入りになるとかならないとか。
1号編成が引退となると、それを引っ張る「お召し牽引機」も見られなくなりますね。以前はEF58形61号機というお召し専用機関車がありましたが、今はその任を解かれています。1号編成でお召し列車が運転される際は、その地の機関車が特別に装飾されて用いられるのが常でした。
リンク: お召し列車 – Wikipedia.