「スーパーひたち」に乗ってきた

050927_s_hitachi連休にいわき市まで用事があり、行きは上野経由でJR常磐線の特急「スーパーひたち」を利用した。新幹線のない常磐線ルートにおいてもっとも速い列車であり、水戸や日立といった中規模の都市を通ることもあり、自由席は満席だった。小田急ロマンスカーの「EXE」よりひと世代前と言える「スーパーひたち」だが、いわき行きや仙台行きなど長距離を走る列車のため、居住空間はなかなか快適なもの。高速で走っているときに、車体が「プルプル」と小刻みに震えるのは頂けなかったが、サービスそのものは合格という感じ。窓が意外に大きくて、景色もよく見ることができた。

ただ、東京〜いわき間の高速バスが「スーパーひたち」の半額近い金額で利用できることを考えると、もう一押し欲しいところではある。また、上野〜いわき間は意外に直通の普通電車が多い。直通でなくても、水戸で一度乗り換えるだけ済む時間帯もあるので、結構使えるかもしれない。普通電車利用の場合、所要時間は3時間45分〜4時間ほどで3,570円。「スーパーひたち」が2時間10分〜15分前後で6,190円(指定席)。東京〜いわき間の高速バスは3,150円、東京発3時間、いわき発3時間30分(降車専用の綾瀬駅前まで3時間)だ。

651系「スーパーひたち」7両基本セット(カトー製Nゲージ鉄道模型)
651系「スーパーひたち」7両基本セット(カトー製Nゲージ鉄道模型)