Snow Leopardのテキスト置換はちょっと怖い

Snow Leopardにはテキスト置換機能が搭載されています。純正のものをはじめ、一部のアプリケーションで使用可能です。

リンク: Snow Leopardの特に目立った変更点 | Macの手書き説明書.

Mailやテキストエディットなど純正アプリの一部でテキストの自動置換機能が使えるようになりました。

(R)やトレードマークのTM記号なんかを、自動的に置換してくれる機能。これがシステム環境設定的にも、テキストエディット的にもデフォルトでオンになっています。

(R)で良いものまで、勝手に丸Rにしてしまう。TMネットワークはトレードマークネットワークになる!

これは、本人の意図しないところで、思わぬミスが起きたりする可能性があります。そんなことはめったきに起きないだろうけど、だからこそ、万が一発生したときに原因がわからず気持ち悪い思いをすることになるのです。

テキストエディットでは、環境設定の「新規書類」タブ中に「テキストの置換」というチェックボックスがあるので、これを外しておけば良いでしょう。

また、他のアプリでもこのテキスト置換機能をサポートしている可能性があります。例えばJedit X(cocoa標準のテキストエンジンを採用しているからでしょうか?)を使っている場合でも、入力画面でコンテクストメニューを出して「自動置換」>「自動置換を表示」と選択して、出てきたウィンドウで「テキストの置換」にチェックを入れると、このおせっかい機能が有効になります。チェックは入れないほうが安心でしょう。

テキストエディットやJedit側で「テキストの置換」をオフにしておいても、システム環境設定の「言語とテキスト」内の「テキストタブ」で置換の設定をしておけば、(テキストの置換に対応したアプリであれば)コンテクストメニューで置換することができので、それで十分ではないでしょうか。

Mac OS X 10.6 Snow Leopard

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Mac OS X 10.6 Snow Leopardが届きました。MacはMacBook白とMac miniの2台を持っていますが、Twitter等で「Snow Leopardにするとイーモバイルが動かない」という情報を得ていたので(追記:設定し直せば動くようです)、Mac miniのほうにインストールをします。

インストールDVDを入れると、再起動することなくインストールが可能でした。インストールにかかった時間は正確には計っていませんが(放っておいたら終わってた)1時間強で終わってるんじゃないでしょうか。

インストールが終わり、起動してすぐに気づいたのが、内蔵HDの空き容量が増えていること。最初はVMサイズが減ったのかなと思いましたが、アクティビティモニタのVMサイズ欄がデタラメな数値を示しているので、わかりません(以前は表示項目を増やせば直ったのですが、今回は直りません)。

で、元麻布春男さんによると、こういうことのようです。

リンク: 【元麻布春男の週刊PCホットライン】 Snow Leopard導入のメリット .

さてSnow Leopardで大きく変わったことの1つは、PowerPCプラットフォームのサポートが廃止され、Intelプラットフォームのみのサポートになったことだ。これまでMac OS X自身を含むMacのソフトウェアは、PowerPCの32bitと64bit、Intelの32bitと64bitの計4通りに対応したバイナリであった。Snow LeopardはIntel専用となったことで、OS自体のコードサイズが大幅に削減された。

 筆者が使っているMacBook Airは、初代SSDモデルであるため、容量が59.68GBしかない。Snow Leopardを導入する前は、空きが8.4GB足らずで、出張等で写真を大量に撮る必要がある時など、残容量がはなはだしく心許なかった(Snow Leopardへのアップグレードには5GBの空き容量が必要)。しかしSnow Leopardにアップグレードしたところ、空き容量が19.4GBにまで拡大、これでしばらくはやりくりしていけるな、と思っているところだ。また、これだけ空き容量が増えるということ自体が、このSnow Leopardがメジャーアップデートであることの証かもしれない。 

ウチのMac miniも残り10GBくらいだったのが、20GBになりました。

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