Snow Leopardのテキスト置換はちょっと怖い

Snow Leopardにはテキスト置換機能が搭載されています。純正のものをはじめ、一部のアプリケーションで使用可能です。

リンク: Snow Leopardの特に目立った変更点 | Macの手書き説明書.

Mailやテキストエディットなど純正アプリの一部でテキストの自動置換機能が使えるようになりました。

(R)やトレードマークのTM記号なんかを、自動的に置換してくれる機能。これがシステム環境設定的にも、テキストエディット的にもデフォルトでオンになっています。

(R)で良いものまで、勝手に丸Rにしてしまう。TMネットワークはトレードマークネットワークになる!

これは、本人の意図しないところで、思わぬミスが起きたりする可能性があります。そんなことはめったきに起きないだろうけど、だからこそ、万が一発生したときに原因がわからず気持ち悪い思いをすることになるのです。

テキストエディットでは、環境設定の「新規書類」タブ中に「テキストの置換」というチェックボックスがあるので、これを外しておけば良いでしょう。

また、他のアプリでもこのテキスト置換機能をサポートしている可能性があります。例えばJedit X(cocoa標準のテキストエンジンを採用しているからでしょうか?)を使っている場合でも、入力画面でコンテクストメニューを出して「自動置換」>「自動置換を表示」と選択して、出てきたウィンドウで「テキストの置換」にチェックを入れると、このおせっかい機能が有効になります。チェックは入れないほうが安心でしょう。

テキストエディットやJedit側で「テキストの置換」をオフにしておいても、システム環境設定の「言語とテキスト」内の「テキストタブ」で置換の設定をしておけば、(テキストの置換に対応したアプリであれば)コンテクストメニューで置換することができので、それで十分ではないでしょうか。