TwitterもTumblrもブログも自分の中では全部「フロー」

情報の「フロー」と「ストック」なんていう話を聞きますよね。Twitterがフローで、ブログがストック、みたいなことを言う方もいます。じゃぁTumblrはフロー?ストック?どっち?とかね。

CyclingEXをやるようになって思ったんですけど、自分にとってはTwitterもTumblrもブログも、まず第一に「全部フロー」だと思っています。このツイートはフローでこのエントリーはストックだとか、これはフローに使うべきツール、あれはストックに向いたツール……みたいなことは、考えたことがありません。自分にとって、アウトプットって全部フローなんです。

じゃぁストックは? 私は「ストックなんて後からついてくる、続けてれば」と思っています。

以前紹介した、例のコグレいしたに本「ツイッター 140文字が世界を変える」の後ろのほうに、こんなふうに書いてあります。

つまり、日々あまり何も考えずにブログを更新している(この時点では情報はフロー)と、ある日その情報量が閾値を超えたところで、急にストック情報に変化するのです。(P176)

まったくそのとおりだと思います。

もちろん、このブログもCyclingEXもツイートもTumblrもそれぞれ違いはあって、あまり考えてないアウトプットもあれば、少しは考えたアウトプットもあるし、頻度も多少の差がありますけど、スタンスとしては「どんどん情報を出していこう、放流しよう」って感じです。で、積み重なると、それが私にとっても、何かのきっかけでサイト等に訪れる方にとっても「ストック」に変化するんじゃないかと。しかも今は仕組みが整いつつあるから、フローがやがて勝手にストックになってく。それが進むと、少なくとも気持ちの上では、フローとストックが同時進行していくようになります(もちろん人力によるストック化、他人によるストック化もあります)。

今はそんなふうに思っているわけですが、きっかけは、TumblrのひとつひとつのReblogやQuoteなどのPostが、引用の要件を満たしているのか、いないのかってことを考えるときに出てきた「屁理屈」です。ひとつのPostを見れば、確かにただの転載かもしれない。でも、積み重なった「全部」で見たらどう? まぁ「全部」っていっても永遠に完成はしないけどね〜……っていう、屁理屈w

まぁ屁理屈っていうのは半分は冗談ですが、情報のフローとストックに関しては、そういうふうに考えているわけです。CyclingEXのメインのコンテンツとTumblogを同じドメインで運用しているのも、その現れです。


ツイッター140文字が世界を変える