ライブ VS. レポート

私が大阪への日帰り出張から帰ってくる頃、こんなイベントがあったのでした。


リンク: 夜のプロトコル01無事開催とブログでのイベントレポートの課題:[mi]みたいもん! .

夜のプロトコル01「コンテンツ・メディア業界の1998年問題」が無事に開催されました。参加していただいたみなさん雨がかなり激しい中、ホントにありがとうございました。


私が紙媒体の編集者として働きはじめたのが1996年の暮れで、しかし気がつくと仕事の多くがWeb媒体になってる私としては、ぜひ行きたかったのですが、残念ながら出張とかぶったのでした。


さて、首謀者がこんなことを書いています。

なお、今回有料イベントということで、「スライドの写真を全部撮影して、出演者の言うことを詳細まで全部レポート」するような記事をブログにアップするのは自重してくださいとお願いしました。


なるほどね。私は結構セミナーレポートを仕事として、しかもセミナー主催者側の立場で書くことが多いのですが、「果たしてどこまで書くべきか」は、ときどき悩みます。主催者的には結構「なるべく詳しく書いてください」ってことが多い。だけど「それって実際に参加した人からみたら、どうなの」と思うことも多々あって(とくに有料の場合)。


でも仮に全スライド、全発言をレポートとして誰かが書いたとしても「現場に生で居合わせた」という価値には敵わないんじゃないかな、と思う。極端な話、Uストでリアルタイム配信したり、後からYouTubeにアップしても構わないんじゃないかと。フルHDならDVDにして売ってもいい(笑)


それでも、ライブにはライブ固有の、金払うだけの価値を設定できるor設定できるだけのことをやればいい。




54秒過ぎからの内容は、そういうことなんじゃないかと思うんだけど。


まぁ「関係者以外フルHDでの動画撮影禁止」くらいは、あってもいいかもね(笑)


と、あえて能天気に書いてみました。