リンク: CYCLINGTIME.com : パリで輝いたステーグマン、サストレが表彰台の頂点に.
CSCのカルロス・サストレ。チームの本当のエースはサストレだろうと思ってはいたけど、まさか勝ってしまうとは。それにしてもチーム力が高かった。フォイクトやカンチェラーラ、オグレディの鬼のような牽きが連日見られたし、兄シュレクは途中でマイヨ・ジョーヌを着用。前半はちょっと心配だった弟シュレクも終盤の山岳でしっかり働いて、マイヨ・ブランまで獲得。そして真のエースだったサストレも、周囲の働きに応える山岳&個人TTでの走りだった。
それに比べてしまうと、エバンスやメンショフは、裸だったと言えるのかもしれない。
個人的には、デニス・メンショフ(ラボバンク)に注目していた。昨年のツールでは、エースがラスムッセンにスイッチ→メンショフはアシストへ→ところがラスムッセン解雇→メンショフはモチベーションをなくしてリタイヤ……という一連の流れがあった。今年は、エースとしてツールを全うしたのではないだろうか。