関節電車E331系

大正出版「小田急 車両と駅の60年」(吉川文夫・著)によると(※)、小田急ロマンスカーのイメージを決定づけた初代3000形SE車の「生みの親」と言われる故・山本利三郎さんは、連接構造のSE車を「高速関節電車」と呼んでいたようです。現在小田急を走っているLSEやHiSE、VSEも立派な「関節電車」ですが、それを上回る強烈な個性を持った「関節電車」が、JR東日本の京葉線に登場したそうです。

リンク: red star’s Blog 1008.E331系弾丸乗車ツアー.
リンク: JR東日本 E331系|レールファン交友社.
リンク: E331系【量産先行車;JR京葉線用】-新車速報-.

なんかJR東日本もすごいモノ作りますねぇ。

※大正出版「小田急 車両と駅の60年」(吉川文夫・著) P75


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「関節電車E331系」への2件のフィードバック

  1. トラバとご丁寧な紹介をありがとうございます。SE車が高速関節電車と呼ばれていたとは知りませんでした。連接車両とはカーブでの通過速度を少しでも上げられるように設計された話を聞いた事があるのです。小田急ではカーブが多いのでわかるのですが、カーブの少ない京葉線でE331系のような連接車両を入れた理由がわかりません。E331系は増備の話も具体化してないので、これも試験的な要素で製作された車両のように思えます。京葉線も直球でE233系入れると思ってたりもしましたが。

  2. red starさんどうもです。まぁカーブの通過速度という視点でいうと、今の小田急にも連接構造なんてまったく必要ないのが辛いところで……ただ、連接車の乗り心地は、通常の車両のそれとは少し違って安定感があるのは確かですね。E331系の場合は新しい駆動システムとも絡んでいるのかもしれません。しばらくは「実用試験」なんでしょうね。

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