誰もいないLSEの前展望

060220_lse既報の通り、小田急相模原駅で起きた人身事故の影響で、ロマンスカーの前展望席が使用中止となっている。今日の16時過ぎにたまたま町田駅で電車を待っていたところ、下りホームにLSEのはこね号が入ってきた。確かに1号車の前展望には誰も座っていない。それどころか、2号車はかなり座席が埋まっているのに、1号車には2名ほどしか乗客がいないのだ。事前に報じられているとはいえ、実際に目にするとやはり異様。個人的な予測だが、前展望を使用中止するだけではなく、先頭車をなるべく発券しない(他の車両から埋めていく)ようにしているのだと思われる。

なおこの写真だと見にくいが、1号車のドア付近には係員が乗車している。乗客の案内を担当しているのだろうか。

「誰もいないLSEの前展望」への3件のフィードバック

  1. お察しの通り、当分の間、LSE/HiSE/VSEの先頭車ドア付近で
    展望席の特急券を持った乗客に対して係員が案内を行っています。
    駅窓口やHPで告知していますが、充分浸透しているとは言い切れず、
    ホームで初めて知る方も少なくないようです。
    私も日曜日の「はこね4号」の前展望を後展望に変更しましたが、
    前展望から流れてきたと思われる家族連れが文句を言っていました。
    私が木曜日のオダサガの事故の影響によるものだと話すと、
    そういうことだったんですねと納得された様子でした。
    何か係員の案内の仕方に問題があったのかもしれませんね。
    今回の件は確かにいたしかたない事情ではありますが、
    対応ひとつで今後のロマンスカー離れにもつながりかねないので、
    気をつけて接客していただきたいものです。

  2. > 何か係員の案内の仕方に問題があったのかもしれませんね。
    なるほど。
    実際、鉄道会社の方々は残念ながら自分たちが接客業だという自覚が「まるで」無いと思います。トラブルがあったときの構内アナウンスを聞いても、それは明らかです。いくら営業企画部署を立ち上げたりしていろいろ頑張っても、こういう不測の事態のときの対応で、地力が出ちゃうんですよね。
    っていうのは、厳し過ぎるでしょうか。
    でもユーザーが鉄道会社を甘やかす理由はないですからね。

  3. 02/24 (金) から、展望席の予約受付再開だそうです。
    はたして、小田急さんは今後どのような対策を取ってくるのでしょうか。
    全廃ってことだけは避けて欲しいと願って止まないのですが。

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