今さらながらホンダ N-ONE 気になる

クルマ乗らない私でも、なぜか気になるN-ONE。


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結構背が高いのにそれを感じさせないスタイリングも気になるのだけれど、いちばんのポイントはそこではありません。


いちばん安価なグレードである「G」のFFでも115万円。最上位の「プレミアム・ツアラー Lパッケージ」の4WDに至っては165万円と、軽自動車としては高いです。


しかし、義務化が迫っている横滑り防止装置を全グレードに標準装備していることを考えると、競合製品に比べて高いわけではありません。例えば、先日ビッグマイナーチェンジしたダイハツ・ムーブ&ムーブカスタムですら、グレードによって付いたり付かなかったり。


「プレミアム・ツアラー Lパッケージ」は、カーテンエアバッグとサイドエアバッグも標準。ムーブカスタムの最上位グレード「RS」は、見かけの価格は10万円安いけど、オプションで安全装備を揃えると価格も揃うという……。


また、フルチェンジしたばかりのズズキ・ワゴンR系だと、横滑り防止装置は「ワゴンR スティングレイ」でメーカーオプション。ワゴンR スティングレイの「T」4WDに横滑り防止装置を追加すると、N-ONEの「プレミアム・ツアラー Lパッケージ」より高くなります。


軽への横滑り防止装置義務化は新型車が2014年10月以降、既存車種は2018年2月以降。だから、確かにまだ、やらなくてもいいんです。でも、高いという印象を抱かれるのをわかっていながら、安全装備を先取りする、手抜きしないその姿勢が、良いなと思いました。


N-ONE | Honda