「薄い財布 abrAsus」を使ってみて

以前仕事でたいへんお世話になったスーパークラシックさんより「薄い財布 abrAsus」をご提供頂いてしまった。こちらがお世話になりっぱなしだったのに恐縮なのだが、せっかくいただいたので、さっそく存分に使わせていただいている。

「薄い財布」とは、こんな財布だ。

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開いたカットや

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こんなカットだと

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薄さが伝わるだろうか。

財布に入れるカードや小銭はあるていど絞るという前提に、革のパーツを可能な限り少なくして、とびっきりの薄さを実現している。だから「薄い財布」。

詳しくはリンク先を見てもらったほうがわかりやすいと思うけど。

薄い財布 abrAsus アブラサス 《公式サイト》| 財布(メンズ 紳士) | 薄型二つ折り財布

で、使ってみてどうか。

私は自転車(クロスバイク)で日常的に街乗りをしていて、ちょっと最寄駅まで……みたいなちょこまかした移動で日々10kmくらい走っている。ロードバイク等で数十km以上走りに行くときと違って、街乗りは完全に普段着。だから財布は当然ジーンズの尻ポケットなわけ。厚みがある財布は、尻に対する存在感があって、ちょっとなんとかしたいなぁとは前から思ってた。収納力があると、その分カードとかいろいろ突っ込んじゃうし。めったに行かない病院の診察券だって入れてしまう。

そこで使用頻度の低いカードの類いは思い切って持ち運ぶのをやめて、必要なときだけ持ち出すとか、別のケースを用意するなど、とにかく1軍と2軍を分けた。そして1軍だけを「薄い財布」に入れる。小銭も最低限だけ入れる。そうして財布の中身を構築して、いざジーンズの尻ポケットに……。

お世辞抜きで薄い。存在感が無い。

ベローチェでコーヒー飲んで、店を出ようと席を立ったとき「あれ、財布ない!」ってマジで思った。1秒で「いや、ある」ってわかったけど、でも最初の1日は本当にそれくらいインパクトがある。

そして、自分で「1軍」に選んだカード、必要十分の小銭で十分だということもわかってくる。また、レジで支払いのときに大ざっぱに千円札を使うことがなくなる。

ああ、こりゃ確かにやめられない。14,800円(税込)と安くはないけど、売れてるのもよくわかる。

難点はひとつだけ、小銭をしまう動作にやや慣れが必要かも。無造作に「ジャラッ」とは、入れられないので。

4週間ほど使っているけれど、革なので当然使用感が出てくる。

もっと使い込んだとき、どんな感じになるのだろう。

っていうかこれ、サイクルジャージ着てサイクリング行くときにもいいかも。っていうかいいだろうな。もちろんそのままジャージの背中ポケットには入れず、ジップロックとかの中に財布を入れるわけですけど。

今度試してみよう。