日本鉄道旅行地図帳に見る紙媒体の良さ

以前から「大ヒット」と言われていた新潮社の「日本鉄道旅行地図帳」ですが、シリーズ累計135万部を突破したとか。で、MSN産経に以下のような記事がありました。

リンク: 「日本鉄道旅行地図帳」が135万部の大ヒット – MSN産経ニュース.

同社広報部では、「薄く軽い装丁にして、旅行に持ち歩き、車窓から見える山や川の名前が、その場で確認できる手軽さも受けているのではないか」としている。

そうか、この地図ってそういう使い方ができるんですね。

これは紙媒体ならではの良さだなぁと思いました。

というのも、東海道新幹線程度なら、iPhoneの「マップ」を見ることで「ここはどこだ、あれなんだ」を確認できるんです。でも、電波状況やらGPSの感度やらで、調べているうちに結構な距離を進んでしまうことがあります。ましてや、北海道の原野の中を走る路線とかでiPhoneの「マップ」が使い物になるとも思えません。というのも、電波が圏外の場合は(圏外になる前に読み込んでいた地図以外は)表示できないから。

その点、日本鉄道旅行地図帳のようなものなら、サッと出せてパッとめくれる紙の良さというのが、活きてきますね。

とはいえ「日本鉄道旅行地図帳のデジタル版が欲しい」とか思ってしまうのですが>私

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