同じ漢字が使われている人

世界で活躍しその実力は誰もが認める、自転車レースカメラマンの砂田さん。名前に私の同じ漢字が使われている人でもあります。

しかし、砂田さんの日記を読んでいると疑問に思うことが、ひとつ。

リンク: Photographer YUZURU SUNADA Diary.

日本の皆さんに言ってもわからないかもしれないけど、イタリアはレースが多いから、自転車と接する機会が凄く多い。
そんなところで育った自分(生まれ育ったのは富山だけど、自転車に関してはイタリア)の根底にあるのは、イタリアの小さなレース。この中には子供のものからプロのものまで数知れずあるのだけど、規模が小さければアットホームな感じなのだ。
レースは規模が大きければ良いなんていうものではない。
(規模世界一のツール・ド・フランスも僕は大好きだけど、だけどあれしか見ていないのに、自転車を語ってはいけませんよ)

つまり、読者に対して「あなたたちは自転車について語る資格はありません」ってことが書いてあるわけ。行間うんぬんとかじゃなくて、そうとしか受け取れないようなストレートな書き方をするところが、砂田さんの特徴。

あれほどの実力がある方なのに、どうしてこんなものの言い方、書き方しかできないんだろう。いつも不思議に思っています。

誤解のないように言っておくと、チクリッシモは好きな雑誌ですよ。