「動画撮影ができるデジタル一眼」が欲しくなる瞬間

先日、幕張で開催されたMTBの草レース「a.b.c. cup vol.41 キッズデイ」を取材してきました。記事は、最近突如として自転車記事を充実させる方向に進んでいる(笑)マイコミジャーナルにアップされています。

リンク: 【レポート】MTBライダーたちが幕張に集結! –「a.b.c. cup Vol.41」大会レポート | ライフ | マイコミジャーナル.

マイコミジャーナルのような情報系、ニュース系Webサイトの場合、多くはライター自身が撮影までこなさなければいけません。ちょっとした取材であればコンパクトデジカメでも許されるのですが、今回は「動くもの」を撮らなくてはいけないので、デジタル一眼を持っていきました(といってもNikon D50ですが、なかなかどうして画作りはよくて、取材に重宝しています)。

さて、実際にMTBのレースをやっていると、ある欲求がこみ上げてきます。もうおわかりですね。

「動画撮りてぇー!」

予備で持ってきたコンパクトデジカメで動画を撮るのも良いのですが、今手にしているデジタル一眼で動画が撮れたら確かに便利だよなぁと思うのです。機材がひとつで済むわけですから。

あくまで静止画の撮影がメインで、おまけ程度に動画を撮影するのであれば、Nikon D90などは確かに最適だなと思います。EOS 5D Mark IIも、カメラにそこまで投資できる人にとっては便利でしょうね。D90と違ってフルHDですし。また、パナソニックがマイクロフォーサーズで動画対応のものを出すと言っているので、それも気になります。

ただ、本当に気になっているのは、動画撮影中の静止画撮影。D90もEOS 5D Mark IIも、動画撮影中に静止画を撮ることはできるのですが、その処理が気になるのです。

D90に関しては、

リンク: 【デジカメレビュー】ニコンの一眼レフ「D90」、上位機ユーザーもうらやむ充実度 PC&デジタルカメラ-最新ニュース:IT-PLUS.

 気になるのは、動画撮影中に静止画を撮りたくなった時のことだが、シャッターボタンを押すとそのまま静止画を撮ることができるようになっている。静止画を撮影した後はライブビューの状態のままで、動画には戻らないものの、実に便利に感じた。

と、あります。「静止画を撮影した後はライブビューの状態のままで、動画には戻らない」というのは、微妙に不便な気がするのですが。

EOS 5D Mark IIは、

リンク: キヤノン:EOS 5D Mark II|特長.

シャッターボタンを押すと静止状態の映像を動画の中に1秒程度記録。静止画がCFカードに記録され、液晶にライブビュー映像が表示されると、自動的に動画撮影が再開されます。

というわけで、1秒間は動画が止まってしまうわけですね。うーむ。

まぁ、実はコンパクトデジカメの世界でも「動画撮影中に静止画を撮影可能」と謳ったモデルのほとんど多くは、実際に静止画を撮影すると、その処理の間は動画が止まります(ブラックアウトする機種もあった)。ただし、私の記憶が正しければ、キヤノンのPowerShot S○ ISシリーズの最近のモデル(S3 IS以降くらい?)は、動画撮影中に静止画を撮っても動画に影響を及ぼさないはずです。あと、最近のCMOSのXactiもそうだったような(不確かですみません)。

ってことで、むしろPowerShot SX1 ISに、ちょっと期待しちゃいます。

リンク: キヤノン:PowerShot SX1 IS|概要.

でも実は「なるべく小さくて軽いデジタル一眼」と「Xacti」を首から2つぶら下げたほうが、静止画の記録を犠牲にせず、効率が良いような気がします……。

ちょっとこれからヨドバシでデジカメ触ってくるかな(笑)


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