Mailの悲劇!?

アカウントの名称は違っていてもメールサーバが同じだと、1つのアカウントとして扱われる。だから、同じ内容の設定を別名で2つ作り、1つを消すと、もう1つも消える。ライブラリの「Mail」の中を見ると、アカウントのフォルダに付けられている名称が、メールサーバ名そのものなんだもん。先に気づいていりゃ失敗しなかったのに。

え、なぜ同じ設定を2つ? 話すと長い。

渋谷のS社が先月引越したんだけどね、それに伴い社内サーバからホスティングに鞍替えしたのよ。で、何をトチ狂ったのか木曜の夜に「メールサーバ変わるから。DNSの反映があるので明日まで2つのPOPサーバ読みにいって」と。だから「アカウントA」に加えて「アカウントB」を作りましたよ。同じメアドで、メールサーバのサーバネームだけ違うわけ。

金曜日の日中、アカウントAのサーバがめでたく運用終了したわけ。だからアカウントAのサーバ設定をアカウントBのものに変えて、アカウントBのほうを消してアカウントAを残したわけ。だって今までS社のアドレスで受けたメールはみんなアカウントAのメールボックスのほうにあるんだもん、何千通と。これ、アカウントBを残して、アカウントAのメールをアカウントBのメールボックスに移してたら、えらい時間がかかるし。

って、思ったらさ、全部消えたわけよ。先のロジックで!

木曜日の2:00AMまではBackupしてた。
メールサーバに1週間残してる。
よし大丈夫。
・・・違う、メールサーバはもう止まってる。
都合、20時間分くらいのメールをロスト。

旧サーバの電源入れてもらって、スプールファイルを抜き出してもらった。で、個人で契約しているホスティングのほうに新しいアカウント作って、そこのサーバにS社の旧サーバから入手したスプールファイルをブチ込んでやった。

おかげで、ロストしたメールも取り返す。

何がいちばん腹が立つって「メールサーバの移転を予告なしに、しかも平日に行った」ってことなんだけどね。あとBackupも週に2回とかじゃ、イザってときは意味ないのな・・・。