小田急電鉄が、新型特急ロマンスカー「70000形」の製造を決定し、2018年3月の営業運転開始を目指すと発表しています。
小田急電鉄株式会社（本社：東京都新宿区 社長：山木 利満）では、新型特急ロマンスカー「７００００形」を、２０１８年３月の営業運転開始を目指し、製造することを決定いたしました。
情報源: 新型特急ロマンスカー「７００００形」の製造を決定｜小田急電鉄株式会社のプレスリリース
発表された、エクステリアのイラストです。
コンセプトは「箱根につづく時間（とき）を優雅に走るロマンスカー」。50000形VSE以降、小田急のデザイン戦略に関わっている岡部憲明アーキテクチャーネットワークが、この70000形も担当します。
イラストからもわかるように、先頭車両には展望席を設置。車両側面には高さ1mmの連続窓が配されます。
こちらはインテリアのイラスト。
50000形VSEを受け継ぎつつ、より開放感のあるものになりそうです。
車内には訪日環境客に配慮し荷物置き場を設置。また、車内Wi-Fiを提供し、インターネット接続サービスだけではなく、前面展望のライブ映像も楽しめるようになる計画。
30000形EXEのリニューアル同様、「ゆったりトイレ」や「TOTOウォシュレット」も導入されます。
メカニズム面では、20m級ボギー車の7両編成となり、在来線量産車初となる「電動油圧式フルアクティブサスペンション」を搭載して左右方向の車両振動を抑制します。
7両編成2本を製造し、完成は2017年11月、運用開始は2018年3月の予定です。愛称は未定。
7000形LSEの終焉が、いよいよ見えてきました。
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