ワインレッドのそいつはもういない

前回書きましたように、小田急線からは先のダイヤ改正に伴いロマンスカー10000形HiSEが引退しました。

春のHiSE祭り#1 by okazunori, on Flickr

ホワイトとワインレッドの濃淡を使い分けたこのカラーは、HiSEが発祥でした。

IMGP0601 by ClieistD, on Flickr

後に、7000形LSEにも波及します。

しかし、4編成あった7000形LSEのうち1編成がまず廃車された後、今年になってもう1編成が廃車になりました。

Train 70 by mitch59, on Flickr

1編成はここ何年か、オレンジ色ベースのいわゆる「原色」で走っていました。そして残るもう1編成も、ワインレッドから原色に塗り替えるそうです。というわけで、ワインレッドのロマンスカーは姿を消してしまいました。

展望席のあるロマンスカー自体、LSE2本と50000形VSE2本、合計でたった4本になってしまいました。

RSEもJR371系もなくなって、ちょっと寂しい感じもします。ただ、ここ数年はバリエーションが多すぎて効率がかなり悪いようにも見えていたのも事実。HiSEやMSE、廃車となったLSEの代替がMSEだけで済んでいるのは、正常なことかもしれません。