小田急電鉄がプレスリリースで発表した内容によると、10月1日から、箱根登山線の小田原〜箱根湯本間”のみ”の乗車でも特急ロマンスカーの利用が可能になるという(つまり今まで不可能だった)。空席がある列車に限り、大人200円・小人100円の「座席券」を発売するというもの。もちろん、この「座席券」を発売するのは小田急ではなくて箱根登山鉄道だ。座席券の発売箇所は、小田原駅と箱根湯本駅のホーム上。
プレスリリースを引用すると、
当該小田急ロマンスカーの出発前に空席がある場合に限り、駅係員が構内放送等でご案内いたします。係員より座席券をお求めいただき、当該ロマンスカーの空いている席を利用することができます(サルーン・特別席を除きます)。なお、座席券は当該ロマンスカーの出発時間前のみの発売となり、事前発売はいたしません。
とのこと。ってことは、前展望は空いてればOKなわけだ。
小田原〜箱根湯本間の所要時間は、列車にもよるが15分ほど。
なりふりかまわず増収を狙ってきたという感もありますが、
乗客が減少傾向にあるこのご時勢、仕方ないかと思っています。
日曜日、箱根湯本→小田原で早速使ってみました。
「空席のある場合のみ発売」ということになっていますが、
箱根湯本まで(から)全席満席ということはまずないので、
特に残席数を管理しているという感じではありませんでした。
おそらく全列車でホームに係員が立つようにしていると思われます。
私も火曜日の夕方に小田原駅で販売員に遭遇(?)しました。
箱根登山の黄色の腕章を付けた、30代前半とおぼしき社員がいました。
車補券のような束を持ち、がま口を下げていました。
看板も立てていたので、乗車方法について質問するおじさんなども見受けられました。
端末も持っていなかったので、残席管理もされていないと思います。
時間があれば、湯本往復もできたのですが、
はこね36号の前展望を確保していたので、
見送ることにしました。
yocchさんは、某所のアレで行かれたわけですね〜(笑)
まぁ仮に残席数がシビアになる可能性があったとしても、下り列車なら小田原の1つ前の停車駅を出た時点で残席数がフィックスしますし、箱根湯本なら始発駅ですから確実に数が見えますからね。ようするに「満席時はダメ」って程度の解釈でいいんじゃないでしょうか。