すでに知っている人も多いと思うが、アップルコンピュータの日本法人で社長を務めていた前刀さんが退任することが決まった。
旧ライブドアのトップとしても知られる前刀さんは、USのAppleのマーケティング担当副社長も兼任していた。前の原田永幸さんもそうだが、日本のアップルに必要なのは恐らく「USから与えられたタスクを確実に実行し、なおかつUSとやり合える“日本人”」なのだと思う。その役には、前刀さんはフィットしていたはずだ。また「国内独自のプロモーション」という意味で、最近すごく日本のアップルのカラーが出てきたと思っていたところなので(そのカラーをUSが気に入っているかどうかは、まったくの別問題)、このタイミングでの前刀さんの退任は、ちょっと残念だ。