CyclingEXは、2009年4月のスタート以来ずっとTypePad Pro上で運用していました。しかし、TypePad Proの日本語でのサービスが2013年3月いっぱいで終了するとのことなので、思い切ってレンタルサーバー+WordPressに移行することにしました。
TypePad Pro時代のCyclingEX。
WordPress移行後のCyclingEX。
こんどの4月で4周年となるCyclingEX。おかげさまで多くの方にアクセスしていただき、また、ようやく一部の自転車メーカーやディストリビューター等からも認知されるようになり、(ほとんど実っていませんが)PR等のご相談をいただくケースも出てき始めてきました。そんなCyclingEXのデータを今後どこに預けるかは、大きな課題です。
TypePad Proは日本語化や日本語でのサポートこそ終了するものの、サービス自体がなくなるわけではないので「TypePad Proで継続」という選択肢もあります。しかしASPである以上、こちらで自由にできることに限度がありますし、いつまでサービスが続くかもわかりません。これは、日本でTypePadを提供してきたシックス・アパートが提案する、Lekumo ビジネスブログに移行したとしても同じことです。また、MacやiPad用の各種ブログ執筆アプリとTypePad Proの相性もイマイチなのも不満でした。そこで、レンタルサーバー+WordPressに移行することにしたのです。
姉妹サイトの「ESCAPE USERS」は、さくらインターネットのレンタルサーバーにインストールしたWordPressで運用しています。そこで、CyclingEXも同じ組み合わせにしました。
さて、TypePad ProのコンテンツをWordPressに移行するためには、いくつかクリアしなくてはいけないことがあります。TypePad Pro自体、2009年の秋に旧システム(旧TypePad)から新システム(新TypePad)にバージョンアップしており、内部の構造が変わっているので、少々やっかいです。ただ、CyclingEXのコンテンツの大半は、新TypePadに移行してからなので、まだマシ。旧TypePadの資産を大量に持っている方は、きっと大変でしょう。
課題は大きく分けて下記の3つ。
・TypePad Pro上にアップロードされた画像の収集
・TypePad Proからエクスポートしたデータの編集
・パーマリンクの踏襲
苦労のほとんどは、ひとつめの「TypePad Pro上にアップロードされた画像の収集」に費やされました。
長くなるので、続きは別エントリーで。