先日書きましたMacforest Weblog: iCalに祝日データを取り込み、MobileMeでiPhone 3Gと同期する件の補足です。
iCalで照会しているカレンダーを、iPhone3GやiPod touchと同期すること自体は可能です。先日も書いた通り、MobileMeを使っていないのであれば、何ら問題ありません。
その補足として、MobileMeをお使いの方でも「カレンダーだけはMobileMeを介さない」ということも可能です。
やり方は簡単です。
iPhone3GやiPod touchの「設定」で「メール/連絡先/カレンダー」を開き、MobileMeアカウントのところでカレンダーの同期をオフにします。
↓ここで「カレンダー」をオンからオフにするわけ(私はしませんが)
後はiPhone3GやiPod touchをコンピュータに接続し、iTunesのデバイスリストで選択して「情報」のところでカレンダーの同期を設定してあげれば良いのです。
この方法の場合、iPhone3GやiPod touchで(照会以外の)カレンダーを編集——例えば新規イベントを追加——したとき、その編集内容がコンピュータ上のカレンダーに反映されるのは、コンピュータに接続してiTunesで同期したときになります。で、そのコンピュータがMobileMeを使用している場合、コンピュータがMobileMeと同期した段階で、MobileMeのWebカレンダーにも反映されます。
(1)iPhone3Gのカレンダーを編集
↓
(2)iPhone3Gをコンピュータと同期、編集内容がコンピュータに反映される
↓
(3)コンピュータとMobileMeが同期、編集内容がMobileMe(クラウド→Webアプリで)にも反映される
でもこれだと、iPhone3Gの魅力が20%くらい減る感じがしますね。
私の場合、家ではMac mini、出先で使うコンピュータとしてご老体のPowerBook G4、そして今はiPhone3Gを持ち歩いています。さらに、長時間外出する時はiPod touchも持ち出して、そちらで音楽を聞きます(荷物増えてるw)。MobileMeを使っていると、これらすべての端末のカレンダーや連絡先をほぼ無意識のうちに同期させることができるわけです。今のところ意識する必要があるのは、コンピュータからの「プッシュ」が看板倒れなので、出先でPowerBookからカレンダーや連絡先を変更したあと、すぐに閉じないことですね。
リンク: アップル、MobileMeの不調と偽プッシュを認め謝罪、無償期間を30日間延長 – Engadget Japanese.
iPod touchなら5%減くらいで済みそうです(もちろん、それでも十分便利だという人にはiPod touchはオススメです)。