TumblrのDashboardに流れてきた、「RjDj」というiPhoneアプリの情報。
リンク: みたいもん!クリッパー.
iPhoneをネクストレベルのミュージックデバイスに変貌させる『RjDj』
元ネタはこちらです。
リンク: wigglin’ bloggin’: iPhoneをネクストレベルのミュージックデバイスに変貌させる『RjDj』.
ミュージックプレーヤーのようでもあり楽器のようでもあり、そのいずれでもないというカテゴライズ不能なソフトウェア『RjDj』が登場しました。iPhone用アプリとしては、過去最高のクリエイティビティを引き出してくれるアプリではないでしょうか。これが350円とはまさに破格です。
簡単に説明すると、iPhoneの内蔵マイクで環境音を拾い各種エフェクトをかけて音楽に仕立て上げてくれるものです。なので、マイクが使えないiPod touchでは遊べません。
ということでさっそく、未明に購入しました。無償版もありますが、断然有償版が面白いと思います。
詳しい説明は上記エントリーと、こちら↓に譲るといたしまして。
リンク: RjDjというクリエイティビティではiPhoneアプリ史上最高の音楽ソフト登場:[mi]みたいもん! .
自分のまわりの世界の音をマイクから取り込んで、そこから音楽が紡ぎだされていくのです。
音量や音の高さなど、色々な要素で音楽に至るまでの調整をしていると思うのですが、そのさじ加減が絶妙。iPhoneとヘッドセットだけで、こんなに楽しいことができるんですねえ。
iPhoneのヘッドセットから音を拾って音楽を紡ぎ出すわけですので、PC作業中に使えばキーボードを打つノイズも音楽に変わります。それどころか、周囲の人間が立てるノイズや、自分の胃腸がちょっと派手に音を出したことすら、音楽になっていくわけです(笑)
有償版にはいくつかモードがあるのですが、個人的には「Noia」というのが面白かったです。
すごく単純な「ズーン、ズーン」というベースの音に、マイクから拾った音(から発展するいろいろ)が乗っかっていくわけなんですが、これを使って深夜に人気(ひとけ)のない街を散歩すると、なかなか良い感じです。風や虫の音など、音の源は結構あります。
このRjDj、iPhoneで音アプリをまだ使ったことがない人は、最初のひとつとしていかがでしょうか。まずは無償版で試してみてください。
このRjDjを触ってみて思い出したのが、はるか昔にMac雑誌の「MacUser日本版」で、作家・山川健一が連載していた記事に出てきた「LittleShokDriver」というプロジェクト。これは山川健一が徳大寺有恒に譲ってもらったアルファロメオSZを用い、確かギアポジションやエンジン回転数をセンサーで拾って、PowerBook Duoで処理してサウンドを生成し、ドライビングに合わせてリアルタイムで音楽を再生するというものでした。懐かしいなぁ。