CyclingEXを4ヶ月やって、できたこと/できてないこと

今年の4月21日にCyclingEXを立ち上げて、4ヶ月が過ぎました。とりあえず1ヶ月やって、それができたらまた次の1ヶ月……という感じで4ヶ月が経ったという感じです。4ヶ月目のアクセスログを踏まえた上でのメディアガイドを、先日アップしました。

この4ヶ月間で「できたこと」は何かと考えてみると、まず「毎日更新すること」。これは、自分でも意外と言ってはなんですが、4ヶ月間欠かすこと無く(内容はともあれ)1日1〜3本程度の記事を、土日も含めてアップし続けることができました。

内容面では、自転車に関する話題をピックアップすること、それも、自転車雑誌や自転車専門Webサイトには掲載されないような小さなネタから社会的なネタに至るまで、それなりに幅広い話題を集めることができたと思います。

見ればわかりますが、CyclingEXのメインは「クリッピング」です。各所に散らばっている自転車の話題——それはニュースだったり誰かの経験談だったりするわけですが——をクリッピングして、TypaPadやTumblr、Twitterといったツールを使って再配信することによって、話題が蓄積されたり、誰かが何かを思ったり考えたりするきっかけになることを目指しています。この点に関しては、少しずつできつつあると考えています。おかげさまで、メインとなるCyclingEXのアクセス数はもちろん、TumblrやTwitterのフォロワー数も(少ないなりに)伸び続けています。

一方で、多くのブロガーの皆さんに助けられた4ヶ月間でもありました。最初に援護射撃をしてくれたのがTumblr界隈の皆さん。そしてとくに、「ネタフル」のコグレさん、「みたいもん!」のいしたにさん、「wigglin’ bloggin’」の田中さん、そして「自転車で遠くへ行きたい。」の米津さん、彼らがブログでCyclingEXを紹介してくださるごとに、CyclingEXの読者が増えていくのがわかります。また、TumblrやTwitterでCyclingEXのネタを熱心にReblog/RTしてくださるフォロワーの皆さんも、ありがたい存在です。

「できてないこと」としてまず挙げられるのが「とはいえオリジナルコンテンツが少ない」ということかと思います。もうちょっと独自のネタがあってもいいな、と。これに関しては、今後取材モノを増やす等して対応していくつもりです。

また「他の人に寄稿してもらう」ということも、今のところは実現していません。寄稿してもらうための仕組みというものを、ちゃんと考えなくてはいけないと感じています。最初は「ノーギャラで良ければ寄稿者募集」みたいなことを言っていたんですけど、私自身まがりなりにも編集者・ライターとして仕事をしてきたこともあり、CyclingEXに寄稿してもらう以上「タダ」っつーのはナシだなと今は思っています。プロのライターに真っ当な原稿料が払えるレベルにはありませんが、薄謝程度は用意したいところです。

あと「CyclingEXって、それでどうやって稼ぐの?っていうか稼ぐ気あるの?」っていう疑問があると思うんですけど、今のところ稼ごうっていう気持ちはないです。ただ、これは先の話とつながってますが、できれば多様な人に書いてほしいとは思っています。で、書いてもらう以上は謝礼を払いたい。従って将来的には「原稿料に回せるくらいの収入は得たい」です。ただまぁ、それは先の話です。少なくとも年内いっぱい、毎日休まず更新して、そこからだろうと思っています。

ただ、いちおう「CyclingEXはこういうことをやろうと思っています」ということを示しておく意味で「パトナープログラム」というのは用意しておきました(よろしくお願いいたします)。

ここでもうひとつ「できてないこと」ですが、メーカーやディストリビューターに対するアピールというのが、全然できていないのが現状です。もともとそっちの業界じゃないのと、ひとりで、個人でやっている以上、なかなか相手にされにくいですね。一方、そもそもひとりでやってるので、付き合える範囲に限度があるという問題もあります。それでも何社かのご担当者が私宛にときおりリリースやメールを送ってくださっているので、そうやってCyclingEXをメディア扱いしてくださる企業の方々と、ゆっくりお付き合いできれば、今はそれで良いです。

まぁそんな感じで、CyclingEXは今後とも続いていきますので、自転車に興味のある方は何とぞごひいきに。