CyclingEXのお引っ越し作業、TypePad ProからWordPressに記事をインポートします。しかも、パーマリンクを維持したまま。
ただし、結果としてすべてのパーマリンクを維持することはできませんでした。
CyclingEXは4年近いエントリーの資産がありますので、パーマリンクは維持したい。つまり、TypePad Proの「/yyyy/mm/エントリー名.html」を維持したいのです。
とりあえず、TypePad Proから書き出して、画像関係の記述を検索・置換したデータを、WordPressにインポートします。WordPressのダッシュボードで「設定」>「インポート」の中に「Movable Type and TypePad」があるので、それを使って読み込みます。もしMovable Type and TypePadが無ければ、プラグインのところで検索してでインストールできます。
インポートされた段階では「yyyy/mm/エントリー名/」になっています。これをTypePad Proと同じように「.html」にするには、「設定」>「パーマリンク設定」で「カスタム構造」を選択して、記述を「/%year%/%monthnum%/%postname%.html」とします。
ただし、ひとつ落とし穴がありました。2009年以降のいわゆる「新TypePad」のシステムでは、デフォルトで日本語URLを採用していました。この日本語URLもWordPressにインポートできるのですが、エントリー名が長いと、インポートしたときに尻切れトンボになってしまいます。
例えば『iPhoneを本格サイクルコンピュータに変身させるアプリ「REK」』という記事は、
TypePad Pro
http://www.cycling-ex.com/2011/01/iphoneを本格サイクルコンピュータに変身させるアプリrek.html
WordPressにインポート後
http://www.cycling-ex.com/2011/01/iphoneを本格サイクルコンピュータに変身させるアプ.html
……というふうに、パーマリンクが変わってしまいました。はてブをはじめとする外部サイトはもちろん、内部でもリンク切れが発生します。しかし、これはもう、あきらめることにしました。全エントリーのパーマリンクが変わってしまうよりは、はるかにマシと言い聞かせています。
※追記
カテゴリー名について追記しておきます。カテゴリー名も引き継げるのですが、日本語のスラッグの場合、カテゴリーのアーカイブが正しく表示されないことがわかったので、これもあきらめて、スラッグは英数字に統一しました。また、「FV Top Level Categories」というプラグインも使用しています。