昨年のツール・ド・北海道は最終ステージが大通公園のクリテリウムだったのだが、今年は一昨年同様にモエレ沼公園のクリテリウムに戻る。昨年のクリテリウムに対しては心のどこかで「最初で最後かも」と思っていたのだが、果たして今後大通公園のクリテリウムが復活することはあるのだろうか。
リンク: ツールド北海道 TOUR DE HOKKAIDO.
大通公園のクリテリウムは関係者の悲願だったそうだが、そのわりには、きちんと準備されたとは言い難い部分もあった。コースのバリケードが甘すぎる上に、警備の不手際もあり、通行人が無理に横断した挙げ句に千切れた選手と衝突したのは、今振り返ると大きな失態だったし、大通公園を横断できないことに不満を漏らす通行人も多かった。明らかに周知不足だ。また、そもそも大通公園よりもモエレ沼公園のほうがロケーション的に素晴らしいと言う点も見逃せない。大通公園のクリテリウムを見せるより、モエレ沼公園に来てもらった方が観光効果もあるだろう。
というか、モエレ沼公園は見るべきだし、モエレ沼公園を見せるべきだ。それくらい、モエレ沼公園には魅力がある。
大通公園はクリテリウムよりも、開幕地向け(以前そうなったことがある)だと思う。