小田急電鉄は30日、小田急線の往復乗車券と、登山電車やロープウェイ、海賊船など、箱根 エリアにある小田急グループの乗り物が何度でも乗り降り自由なフリー乗車券をセットにした「箱根フリーパス」のリニューアルを発表した。まず、今まで有効期限が3日だったものを2日に変更。フリーパス購入時に大人500円、こども250円のアップチャージすれば3日間有効のフリーパスを購入できる、というようになった。小田急のプレスリリースによれば、箱根旅行者の大半が1泊2日であり、ニーズに合った商品にリニューアルするということらしい。
気になる料金だが、新宿からだと大人5,000円(現行5,500円)、こども1,500円(現行2,750円)となっている。大人料金の値下げ幅が渋い分、こども料金に関しては大幅値下げとなった。新料金の5,000円に500円を加算すると3日間有効となり、現行料金と変わらない。ただし、リニューアル後の料金設定では、大人が途中駅から3日間有効のフリーパスを買うと、現行より高くなる。
また、平日限定だった箱根ウィークデーパスは廃止となる。大人料金の設定に関しては、フリーパスとウィークデーパスの間をとったといったところか。