ロマンスカーMSE 貫通型のライト posted by (C)macforest
小田急電鉄60000形電車「MSE」は、東京メトロ千代田線への直通から小田急線内の特急、そして観光特急からホームライナー的な列車に至るまで幅広い用途に充当されるロマンスカーです。
どうしても千代田線への直通がクローズアップされますが、季節によっては千代田線経由で有楽町線へも乗り入れる他、50000形「VSE」の代走や臨時列車などで、小田急線内の運用にも就きます。今日は、何の気無しに新宿から町田までの特急券を購入したら、検査中のVSEの代走としてMSEがやってきました。
参考リンク: 1863.本日の帰り特急 – red star’s Blog.
ロマンスカーMSEの貫通型 posted by (C)macforest
6両編成でした。新宿方は貫通タイプです。
ロマンスカーMSE posted by (C)macforest
小田原方は流線型(でも非常扉はあります)。
ロマンスカーMSEの車内 posted by (C)macforest
ハレのイメージが強すぎるVSEと比べると、落ち着きのあるインテリアです。本当に上質なインテリアであれば、観光用途だろうがビジネス用途だろうが通用するはずであって(観光用のベンツとビジネス用のベンツ、なんて分かれてないでしょう?)、MSEがそれを示していると思います。
MSEはVSEと違い、展望席は無いし連接車でもありません。しかし、既に幅広い運用で性能を発揮し、鉄道ファンからビジネスマン、観光客から子供連れまで、幅広い層から注目される存在となりました。ハード/ソフトの両面で優れたロマンスカーMSEこそが本当の意味での「次世代ロマンスカー」でしょう。「千代田線に乗り入れる」という制約はありましたが、だからこそ他のしがらみから解き放たれた——それがMSEなのです。
ロマンスカーMSEのロゴ posted by (C)macforest
MSEのロゴ。こちらは鶴川駅で回送列車を撮影。
大変遅くなりすみません。トラバありがとうございます。今ではすっかりMSEは地上特急や江ノ島線を走ったりと縦横無尽な活躍をするようになりましたね。やはり、VSE譲りの高級感あるデザインが評価されていると思いますよ。EXEに似てますが、同じ展望車両のない地味に見える特急車両でも、MSEはかなりEXEには水をあけていると思います。湯本ではHiSEとMSEで記念撮影している人を見たのですが、HiSEの時はまばらなのに対して、MSEはカオス状態でしたよ。遂に展望車を越える人気の車両が現れた!という印象ですね。