先日「か」さんのブログの記事を読んでから私も「サイコン」というコトバが気になっている。
リンク: 動体視力低下進行中: サイコンって・・・・何者?.
「サイクルコンピュータ」(シマノ)や「サイクロコンピュータ」(キャットアイ)という呼び名をメーカーがしている以上、それが定着するのは当然なのだが、では「サイコン」という略語が出始めたのはいつなのか? まぁ「略せ!」と言われたら「サイコン!」としか答えられないし、自分が使おうが使わなかろうが(私は使いませんが)「サイコン」という略語が広まっていることは、ググるまでもなく明らか。
しかしその一方で、そんなに前からあった略語ではないような気がする。というのも、2001〜2002年くらいのWeb上には、他社のものも含めてメーター類を「サイクル(サイクロ)コンピュータ」と一括りにする事自体への抵抗感が確実に存在していたと思うからだ(要するに「ウォークマン」と同じ)。だから「サイコン」という略語が広まったのはそれ以降のことなんだと私は思う。
また、むしろ「サイコン」と略してしまうことで、先の抵抗感もかわして言葉が一人歩きすることに「成功した」と——考えるのは、物事にいちいち意味を与え過ぎだろうか(笑)